烟霞淡泊

カテゴリ:カヤック > 天塩川/北海道

幌延駅(05:00)⇒天塩大橋(05:20)⇒Down the teshio 151第4日目⇒天塩カヌーポート(14:00)⇒道の駅ピンネシリ(15:15)

北への旅第16日目(6月26日)
Down the teshio 151の第4日目(最終日)です。
一晩ご厄介になった幌延駅の駐車場から天塩大橋に移動して、出廷場所にプレアデス号をデポして、スタート。

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雲の切れ間から青空が覗く陽気で、心配された強い吹き上げの風も吹くことは無く、快適にパドリング。

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前方に鹿が3頭泳いでいたので近づくと、岸に上がって走っていきました。
パドリング途中で鹿が泳いでいるのを見たのは、朱鞠内湖、四万十川、ここで3回目ですね。
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思いの外上陸して休憩できるポイントがありました。
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もぐもぐタイム
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もぐもぐタイムその2
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猛禽類が獲物を突いているので、なかなか逃げません。
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河口近くの砂浜に上陸
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ある物を採りました。
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砂丘を越えて
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日本海へ
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日本海越しに利尻富士、感無量です。
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対岸の終点の天塩カヌーポートに到着。
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暫くすると利尻富士も綺麗な姿を見せてくれました。
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今日の漕行軌跡
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Down the teshio 151の完漕です。
6月19日、20日、25日、26日の4日間、途中悪天とはぼろ甘えびまつりで中断したのは少し残念ですが、とても充実した川下りでした。
名寄大橋から天塩川河口まで151km、カヤックを始めた時、日本最長の天塩川川下りが一つの夢でしたが、漸くその夢が叶いました。
<川下り雑感>
・流れは全く無い。
・区間の橋は一つで川から見える人工物は風量発電機くらい。
・上陸して休める場所が結構ある。
・途中出会った生き物、水鳥小数、泳いでいた鹿、岸辺をうろつくキタキツネ、獲物を突く猛禽類。
・原野越しに利尻富士も見える。
・雲間に青空が覗く好天、吹き上げの風もそよ風程度で思いの外快適なパドリング。
・終点のカヌーポートとレストハウスの設備が素晴らしい。

天塩川河川公園のレストハウス、回送のための天塩バスターミナルの発車時間まで、ここでゆっくりと休みました。
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立派な施設です。
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前回のダウン・ザ・テッシ-オ-ペッ スペシャル2011の写真が。
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相方がバスに乗って出発点の天塩大橋に戻り、プレアデス号を回収して帰ってきて、回送完了です。
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一時間強走って、今日のP泊地の道の駅ピンネシリへ。
昨年も近くのバンガローに滞在していた兵庫のNさんを訪ねて、訪れています。
ここの名物のノンホモのなかとん牛乳、たまたま販売日だったの手に入れました。
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北海道はジンギスカンを始め、味付け肉が沢山あって、夕食の定番となっていますが、どれを食べたか?、どれが美味しかったか?、といった情報が残っていません。
そこでこんな感じで記録を残すことに。
製品名:焼き肉ホルモン マルチョウ 塩ダレにんにく味
メーカー:㈱佐々木畜産
5段階評価:☆☆☆
コメント:普通に美味しい。少し塩分高め。
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本日の夕食、帆立バター、ホルモン、若芽と山芋の酢の物と北海道らしい食材です。
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フライパンにクッキングシートを引いてバターと帆立貝、美味しいですね。
バターと帆立貝の旨味たっぷりのスープにクラッカーを浸して一滴残らずに。
フライパンも汚れず、良い食べ方です。
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ご馳走様でした。






道の駅てしお(04:30)⇒幌延駅(05:00~06:22)⇒JR⇒天塩中川(07:20)⇒Down the teshio 151第3日⇒天塩大橋(14:00)⇒幌延駅(17:30)

北への旅第15日目
本日は悪天とはぼろ甘えびまつりで中断していたDown the teshio 151の第3日目で、天塩中川カヌーポート⇒幌延の天塩大橋の41kmを下ります。
流れも無くなり吹き上げの風との戦いで、厳しい漕行となりそうです。
先ず今日の終点から4kmのJR幌延駅の駐車場にプレアデス号をデポして、宗谷本線に乗車して天塩中川駅で降りて、天塩中川のカヌーポートから出艇。

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実は名古屋のMさんと天塩中川在住のTさんが駅に迎えてきてくれて、カヌーポートまで車で送って頂き、感謝感謝です。

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Down the teshio 2018の3日目のDR開始
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緩やかな流れを下って行きます。
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休憩に良い河原があって、1.5時間毎ぐらいに休憩
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昼食休憩
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最近定番の2人で、カップ麺1個+パン2or3個。
これでも1人分650kcal、これくらい食べないと持ちません。
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傍にどうぶつの足跡、一瞬熊かと思いましたが、蹄がありますね。
鹿にしては大きすぎるし、脱走したトナカイ?
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流れが殆ど無くなり、強い吹き上げの風が吹き出して、苦しい漕行が続きます。
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小川の流れ込みの風裏に入って休憩
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時折、風が止むと、ここぞとばかりに漕ぎまくり。
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へろへろになって、今日の終点の天塩大橋に到着。

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今日の漕行軌跡
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<川下り雑感>
・20kmぐらいは流れがありましたが、残りの20kmは殆ど流れが無くなり、お約束の吹き上げの風が吹くという展開。
・瀬らしい瀬も一箇所で、後は緩やかに蛇行して、似たような風景が延々と続く。
・後半の20kmは川岸は柔らかい土壁で河原が無く、休む場所選びも苦労する。
・こんな感じで、6時間只々ひたすら漕ぐだけ、体力の限界でした。
・途中出会った生き物、水鳥多数、川蝉数羽、鹿、ジャンプする鱒類。


終点の天塩大橋でワイルドカード号(カヌー)をデポして、昨日デポした自転車で幌延駅に戻って、プレアデス号で天塩大橋に戻って、相方をピックアップして終了。

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デポしたアルブレイズH号で幌延駅へ。
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豊富温泉でゆっくり入浴したら、体が固まり激しい当日筋肉痛、久々です。

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今夜の夕食、体力回復。
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明日の日本海河口までの19kmが恐ろしい。
お願いです、「風吹かないでね」、「上げ潮効かないでね」・・・


羽幌(07:00)⇒天塩中川(08:30)

北への旅第14日目
今日も雨交じりの予報ですが、21日の朝に道の駅なかがわでお会いした愛知県のMさんとの約束、カヤックにちょこっとご一緒パドリング&天塩中川のパークゴルフレッスンの為に、天塩中川へ移動します。
Mさんは8年連続で夏の北海道に長期滞在して、パークゴルフ三昧の日々を送る生活をされているそうです。
カヤックに乗ってみたいとの話があり、パークゴルフの事始めレッスンをして頂くことも併せてご一緒することに。
道の駅なかがわで待ち合わせて、ちょこっとご一緒パドリングの出発点の佐久橋へ移動して、出廷。

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此処のところの雨で少し増水していますが、ゆったりした流れと小さな瀬を快適に漕行、7km・1時間のパドリングを楽しみました。


その後は、少し早い昼食を摂って、公園Nタウンパークゴルフ場(日本パークゴルフ協会公認コース)へ。
9ホール、4コース、計36ホールをプレイしました。

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Mさんに色々と教わり、相方も私も少し打てるようになりました。
Mさんの指導がとても適切で、やはり「先達はあらまほしきことなり」、と感じ入った次第。
途中、地元のTさんも参戦して、とても楽しい一時を過ごしました。
ご両名さん、有難うございました。

お二方とお別れして、長らく川止め・天気待ちだったDown the teshioの続きの為に、偵察(出艇・上陸場所と回送方法の確認)&移動で天塩町へ。
3日目の上陸点の天塩大橋

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幌延駅までの回送のアルブレイズH号をデポ
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ルピナスの花、これを見ると北海道に来たなと感じますね。
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北海道の地方都市の定番、HOME COMVENIというジャンルのホーマック ニコット。
小規模ホームセンター+食料品といったところです。
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今日の夕食、寒かったので、鯖水煮・玉葱・チーズから豚しゃぶ+魚すり身鍋。
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北海道の旅では、夏でも鍋率が高いです。
ご馳走様でした。

151kmのうち90kmは終えて、残り61kmを明日明後日の2日を掛けて下りますが、流れも無くなり、吹き上げの風と上げ潮との戦い、厳しいパドリングを覚悟しましょう。

道の駅美深(04:30)⇒中川森林公園キャンプ場(05:20)⇒びふかアイランド書カヌーポートまで回送(08:30)⇒Down the teshio 第2日目⇒天塩中川のカヌーポート(16:30)

北への旅第10日目
今日はDown the teshio 2日目で、びふかアイランドカヌーポートから天塩中川のカヌーポートまで57kmの長丁場です。
今日は、先にプレアデス号を上陸点まで運んで、そこからJR宗谷本線とバスを使って出艇場所まで戻る、という回送方法をとりました。
(出艇場所にプレアデス号を置いて、上陸点から出艇場所に戻るには、JRの運行時間が合いませんでした。)
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天塩中川の中川森林公園キャンプ場にプレアデス号をデポ
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何時もの、玄米+十穀米+もち麦の朝食。
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JR天塩中川駅から始発の宗谷本線の列車に乗って恩根内駅へ
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途中の駅で乗車したお客さん、パドリングシューズを履いていたので、もしやと思ったら、びふかアイランドカヌーポートから天塩川温泉カヌーポートまでDRする道内の方でした。
恩根内駅からのバスルートをご存じなく、お話したらご一緒することに。
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恩根内駅からバスに乗り、車窓から。
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びふかアイランドカヌーポートから出艇。
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さて、スマホを水に浸けてしまい、復活しなくなりモバイルPCでFBに投稿しています。
私が撮影した写真もダメで、相方の写真を借用することに。
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音威子府のカヌーポートでお昼&休憩
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最近はカップ麺一杯とパン2、3個というのが定番になりつつあります。
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3回目の休憩
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本日の終点、天塩中川のカヌーポート
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<本日のDR纏め雑感>
・全行程:56.8km、最大速度16.2km/h、所要時間:7時間13分、漕行時間:6時間5分、全平均時速:7.86km/h、漕行時時速:9.13km/h
・瀬とテッシと時折現れる展開、完全に流れが止まるような瀞場は少なく、全体によく流れる感じ
・危険!といったところはなかったが、瀬では水をよく被って濡れっぱなし、また沈み石に掴まったり、複雑な流れを艇の横に受けてバランスを崩しそうになる等、ファルトボートだとヒヤっとする場面もあった。
・水質は全般的に良好で川の匂いは余りしなかった。風景も良く、また河畔林も美しい。
・上陸可能なカヌーポートや河原も多く、自由に休憩がとれる。但し上陸点の天塩中川のカヌーポートは判り難く、また上陸が困難だった。
・初日の33kmより全般的に快適だった。
・さすが57kmは疲れて、両腕と足の裏側の筋肉が大分張ってしまった。
明日の3日目は天塩中川のカヌーポートから幌延の天塩大橋の40km、流れも緩くなり、吹上の風が強く吹くこともあるそうで、最大の難所になるかもしれません。
実は、当初まずまずの天気が続く予報が崩れて、第3日目と第4日目が雨模様となってしまい、6月21日は川止めの天気待ちとすることにしました。
完全な通しで151kmを下りたかったのですが、とても残念です。
(迫力に欠ける断片的な写真となってます。ご容赦の程)

道の駅つるぬま(05:10)⇒名寄大橋(08:30)⇒Down the teshio 151 第1日目)⇒びふかアイランドカヌーポート(17:20)

北への旅第9日目。
天塩地方の天気が3~4日間持ちそうなので、今回の旅の目標の一つのDown the teshio 151(天塩川川下り151km、名寄大橋⇒日本海河口)をやることに。
ワイルドカード号(ファルトボート)、4日間、ソロ、回送はJR宗谷本線やバスや自転車、といった感じです。
上流から中流の100kmはそこそこ流れがありますが、残り50kmは流れが無く、吹き上げの風が強く吹くことがあり、体力勝負で厳しそうです。
「ダウン・ザ・テッシ-オ-ペッ2018 スペシャル」に詳細な川地図が掲示されているので、これを頼りに漕行します。
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道の駅つるぬま⇒名寄市まで走って、名寄大橋からスタートしました。
①名寄駅前に自転車をデポ、②名寄大橋の右岸下流の広場でワイルドカード号をキャリアから下ろしてスタート、③びふかアイランドカヌーポートで上陸(漕行距離:34km)、④私は路線バスで名寄駅まで乗車して自転車で名寄大橋まで走ってプレアデス号を回収してびふかアイランドへ戻る(約2時間)、が当日の行動です。
名寄大橋のエントリーポイント
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この辺りでも既に大河の趣です。
先々週から先週初めまでの長雨で、相当に水量が多くなっているようです。
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水は、先ず先ずの透明度です。
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この程度の小さい瀬は沢山あります。
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恵深橋のカヌーポートでお昼&休憩
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本日の終点のびふかアイランドカヌーポート
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回送のバスを待つ間に、普段飲まない炭酸飲料が美味しい。
本当はビールが飲みたいのですが、我慢です。
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JR名寄駅まで運行するバス、とてもラッキーです。
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JR名寄駅からは、予めデポしたアルブレイズH号で名寄大橋に向かいます。
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本日の漕行軌跡
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<川下り雑感>
天塩川は水量が多く、瀬やテッシ(岩盤由来の段差)が少々隠れ気味なのではないかと。
平均時速が8.5kmだったので平均流速は4kmくらいと推測。
瀬とテッシと瀞場が交互に現れる。
ルートを誤らなければ、ファルトで問題無く下れるレベル。
河畔林が美しく、程よい流れに乗って下って行くととても気持ちが良い。
水質はまずまずだが、牧場や市街からの流れ込みがあるので盛夏は厳しいかも。
美深温泉で体の疲れを解して、夕食を食べたら寝落ちしてしまい、目が覚めて投稿しています。
明日の第2日目は未体験の50km超え、果たして漕ぎきれるか?
(瀬とテッシは動画を撮ったのですが、未編集で掲載していません。写真は瀞場ばかりで面白くないですね。)

明日は、未経験の50km越えのDR、さてさてさて漕ぎ切れるでしょうか?

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