烟霞淡泊

カテゴリ:カヤック > 尻別川/北海道

道の駅ニセコビュープラザ(06:00)⇒中野橋(07:00)⇒尻別川ラフトコースDR(中野橋08:00⇒羊蹄大橋09:15)⇒小樽(13:15)⇒余市(16:00)

道の駅ニセコビュープラザの朝、今日も羊蹄山の山頂は雲が掛かっています。
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この旅初めてのパドリング、尻別川ラフトコースの川下り(DR)です。
2018年7月9日に奈良県のTさんご夫妻、青森県のYさんご夫妻と一緒に下りましたが、結構水量が多く、川一杯に水が流れて瀬も潰れているような状態で、平水の時に再訪したいと思っていてました。
<国交省の尻別川昆布水位>
2018年7月  9日:37.75
2019年8月26日:36.86
0.9m程水位が下がっています。
今回は我が家のソロなので、準備・回送は次の通りです。
①プレアデス号で中野橋の駐車場でワイルドダック号の組み立てと出廷準備
②私がプレアデス号で羊蹄大橋に行き、そこにプレアデス号をデポして、自転車のシルバH号で中野橋に戻る
③シルバH号を中野橋にデポして、ワイルドダック号でDR
④羊蹄大橋に到着して後片付けをして、プレアデス号で中野橋に戻り、シルバH号を回収
曇り空で気温が低いので、終点に到着して直ぐに暖が取れるようにプレアデス号を羊蹄大橋にデポすることとしました。

中野橋で出艇準備、組み立てたカヤックを運搬するためのショルダーベルト、結構役に立ちました。
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中野橋で出艇です。
見た目でも水量は2018年7月9日に比較すると3/4~2/3といったところでしょうか。
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さて今回のDRは、ほぼ平水で瀬がはっきりと出ていてなかなか面白いですが、隠れ岩に捕まることもあり少し神経を使いますね。
このコースのハイライトの二股の瀬で左右から返し波が寄せて水舟になったら、コロンとひっくり返って沈、50m程ダッキーと流されて、流れの緩くなったところで再乗艇。
ダッキーは安定性が良く少々のことでは大丈夫という感覚があったのですが、水舟になった状態では簡単にひっくり帰ることが判り、良い経験になりました。
また今日の水量では長い距離を流されることは無いのですが、セルフレスキューの技術習得や装備を考えないといけませんね。
それと同時にパドリングの基本技術の習得も、です。

こんな瀬が続きます。
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二股の瀬の沈、何が起きたのか判らないくらい簡単に沈してしまいましたが、動画をスローでみるとよく判ります。
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流芯を真っ直ぐ行くと窪んだ様な流れになっていて
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落ちるように入ると
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左右からの寄せ波で、あっという間にダッキーが水舟になり
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その状態で右から波を被って、船体がコロンと回転
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50mくらいダッキーと一緒に流れて
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後半は雲が切れて青空が覗きました。
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澄んだ水面に空と雲が映った美しい流れを行きます。
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終点の羊蹄大橋に到着
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ダッキーとその付属品、パドリングジョン等のウェアを脱いで広げて干してます。
やはり終点にプレアデス号を置いて正解でした。
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回送のサイクリング(6km)とDR、結構な運動になりました。

DRの後片付けをして、一風呂浴びようとなり、「赤井川カルデラ温泉」へ行こうとしたら、今日は定休日でした。
それでは余市の「鶴亀温泉」ということになり、此処の半額入浴券が付いた「HO」(600円)を購入。
通常料金700円が350円となり、この1軒で購入代金の半分をペイすることになります。
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ナトリウムー塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)・無加水無加熱源泉ドボドボ掛け流し・泉温/湯舟:47.3/38~42・赤褐色濁・鉄臭・強塩味鉄味・ヌルツル・大箱立ち寄り湯系
非常に塩っぱいのですが、これで低張性というのが不思議な気がします。
ところで昨日と比較して体重が-1.0kg、今日のアクティビティの効果ですね。

小樽に移動して、某所にプレアデス号を停めて、某所へ。
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旧手宮線跡地の遊歩道を行きます。
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某所は此処「若鶏時代 なると 本店」です。
2016年6月17日に訪れており、2回目ですね。
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満席でしたが、お昼も遅くなって直ぐに案内されました。
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若鶏半身揚げ定食(1,000円、平日のランチタイム価格)と鶏ザンギ(650円)
唐揚げグランプリ連続金賞受賞店だそうです。
相変わらず表面はパリパリに揚がって美味しいですね。
少し揚げ過ぎなのか?それとも肉質なのか?、胸肉は少しパサついているように感じました。
それと以前も塩気が強かったのですが、今日は塩辛いレベルですね。
う~ん、残念です。
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鶏ザンギ、表面パリで中はジューシー、濃い目の味付けですが、ご飯のおかずやビールの摘みにぴったり、美味しいですね。
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ご馳走様でした。

また、来た道を歩いて帰ります。
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往復で3.5km、ちょっとした運動になりました。

さて再び余市に戻って、道の駅スペース・アップル余市に。
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「ニッカウヰスキー余市蒸留所」余市に来て此処に寄らずにはいられませんね。
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夕方の一杯を頂きます。
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何時もの余市シングルモルト、スーパーニッカ、アップルワイン、炭酸と水と氷で頂きます。
3杯飲むと、ほろっとします。
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ご馳走様でした。

今日の夕食は、ワンタン鍋と水蛸(刺身とキムチ和え)と茄子と胡瓜の朝漬け。
昼しっかり食べたので、あっさり目ですね。
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ご馳走様でした。

ニセコ某所(07:30)⇒中野橋(09:40)⇒尻別川ラフトコース⇒羊蹄大橋(11:00)⇒留寿都温泉(14:00)⇒ニセコ某所(16:00)

北への旅29日目、今日は、尻別川ラフトコースをダッキーで富山さんご夫妻、山川さんご夫妻、我が家で下ります。
当初は小雨の予報だったのですが、薄日が射す陽気となり、晴れ男三人の神通力ですかね?
中野橋よりスタート。
平水より30~40cmぐらいの増水で小さな瀬は潰れているようですが、大きな瀬では波が高くて複雑な動きをしてなかなかスリリングです。
今までホワイトウォーターは4回経験していますが(仁淀川渇水、気田川渇水、尻別川上部、長瀞)、ここが一番面白かったです。
経験豊富な富山さんご夫妻はさすがに安定な操船、ホワイトウォーター初体験の山川さんご夫妻は沈するも果敢に下り切りました。
写真は瀬の所では撮れず、相方のヘルメットに装着したウェラブルカメラの動画の切り出しを添付しました。
実際より妙に迫力に欠けた絵になってしまい、少々残念です。

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スクリーンショット (17)
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最初の名前の無い瀬、水量が多くて横からの波も発生して、しっかり漕がないと艇を真っ直ぐに保てません。
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一番大きな二股の瀬を行く山川さんご夫妻。
我家は期せずして波の小さなチキンルートを行ってしまい、少々迫力に欠けました。
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ギャラリー(ラフトボートのお客さん)が居て、声援を送ってくれます。
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しんがりの富山さんご夫妻の艇、瀬の真ん中を下って歓声を浴びていました。
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1時間半弱で上陸点の羊蹄大橋に到着。

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パドリング定番のカップ麺のお昼、冷えた体に美味しいです。
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本日の漕行軌跡

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そのまま道の駅京極吹き出し公園へ行き、CCCで噂の甘味処「江守」で水まんじゅうとわらび餅を頂きました。
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水まんじゅうは水そのものを固めたというか閉じ込めたような不思議な食べ物、面白いですね。
山梨県の韮崎の金精軒の水しんげんと同じです。
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吹き出し公園に行けば、何はともあれ水汲みです。
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留寿都温泉(200円)、2013年の秋に訪れており2回目、お気に入りです。
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小さいけれど、感じの良い浴室と湯舟。
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柔らかい浴感
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ナトリウム-塩化物/炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)・無加水無加熱源泉トポトポ掛け流し・泉温/湯舟:43/42、淡黄褐色・鉄臭・甘だし鉄味・ツルスベ・おらが村の共同浴場系

午後はそれぞれ用事や買い物を済ませて、後夜祭の宴へ。
仁木町のさくらんぼフェスティバルの種飛ばし大会の賞品の微炭酸ワインもテーブルに。
今日も美味しい食べ物とお酒、楽しい話と程好い疲労であっという間に気持ち良くなってしまいました。

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道の駅名水の里きょうごく(07:00)⇒尻別川境橋(08:20)⇒尻別川ダウンリバー⇒尻別川目名橋(13:10)

素晴らしい快晴です。
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終点の目名橋にTご夫妻の車をデポして、プレアデス号で出発点の境橋に向かいます。
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境橋でダッキーを組み立てて、ダウンリバーの開始。
橋から偵察した時は大したことはなさそうに見えたのですが、実際は結構大きな瀬が10箇所以上、中には倒木とテトラポット等の障害のある瀬等、緊張する場面もありました。
(そういった所の写真は殆ど撮れなくて、迫力に欠ける写真ばかりですが。)
それと水量が少ないこともあって、ダッキーが座礁したり沈み岩に嵌ったりと、コース取りも難しくなっているようなところも結構ありました。
大分水を被りましたが、快晴で日差しも強く寒さを感じることも無く、助かります。
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休憩でパドリングの定番のカップ麺の昼食。
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セコマ(セイコーマート)のオリジナルカップ麺、山わさびラーメン等、如何にも北海道なカップ麺、なかなか美味しいです。
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途中、パドルのブレードを割って更にパドルそのものも流してしまう、ダッキーが岩に挟まって張り付き気味になるといったアクシデントもありましたが、楽しく下ることができました。
それでも、19kmのロングコースでさすがに最後は疲れました。
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近くの京極スクリューパークキャンプ場に移って、何時ものように持ち寄り食事会。
キャンプ場の一角のテーブルを食事会場にして、美味しい食事&ワインを頂きながら、屈斜路湖以降の出来事や今回の旅のパドリングや色々な話で盛り上がりました。
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夕食の後片付けしていると、羊蹄山の美しいシルエットに三日月が昇りました。
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