烟霞淡泊

カテゴリ:カヤック > 奥利根湖/群馬県

自宅(03:15)⇒奥利根湖管理道路ゲート(07:50)⇒矢木沢ダムダム堤湖上利用管理事務所(08:15)⇒奥利根湖パドリング(09:30~14:15)⇒三峰の湯(16:10)⇒自宅(22:30)

奥利根湖の貯水率がやっと90%となり、 紅葉も今週まで保ちそうとのことで、錦繍カヤックへ。
思い立っての日帰りで、乗用車で往復400km。

管理道路は8時前に開いて、8時15分にはダム堤に」到着。

天候は良いはずでしたが、着いた頃は曇りでぽつぽつと小雨も。
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ワイルドカード号の組み立てに手間取り、エントリーは09:30になりました。
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右コース(右股本流流れ込みま)で20km程度のパドリングです。
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漕ぎだすと、雲が切れ始めて青空が覗き始めました。
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左股方面の国境稜線が冠雪して白く輝いて見えます。
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青空がバックだったら、もっと映えるのですが、残念。
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陽が当たると紅葉も鮮やかになりますね。
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深水の滝、この辺りが一番紅葉がきれいです。
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本流の流れ込みが近くなりました。
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到着、陽が当たってとても気持ちの良い流れ込みです。
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パドリング定番のカップ麺。
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ゆっくり休んで帰路へ。
最初は吹き下ろしで、途中から吹き上げに変わりましたが、それでも順調に進みました。
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朝は、国境稜線は冠雪で真っ白だったのですが、この陽光で溶けてしまったようです。
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曇り空の朝と印象が違いますね。
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本日のパドリングのまとめ。
 天気:曇り後少し晴、紅葉:色付きイマイチ盛り過ぎ、国境稜線:冠雪有り(午後には消えた)、水位:満水時ー1.5m、風:午前弱い吹き下ろし&午後やや強い吹き上げ・殆ど鏡面現れず。
 
月夜野のお気に入りの三峰の湯へ。
アルカリ性単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)・源泉ドポドポ掛け流し・無色透明・無臭・無味、ヌルスベ系。
プレハブの建物、内湯、露天風呂ともこじんまりとしていますが、素敵な雰囲気。
観光客は殆どいなく、地元の方ばかり。
泉質素晴らしく、料金は360円ととても安く、名湯です。
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ゆっくりと温まって、体を解し、帰途へ。

何時の日か、紅葉絶頂、満水、晴天、無風、冠雪のパーフェクトの奥利根湖をパドリングしてみたいものです。

道の駅月野夜矢瀬親水公園(05:10)⇒奥利根湖管理道路入口(05:55)⇒奥利根湖ダム駐車場(06:15)⇒奥利根湖エントリーポイント(07:10)⇒利根川本流(水根沢辺り09:40~10:10)⇒奥利根湖エントリーポイント(11:45)⇒川場温泉いこいの湯(14:15)⇒道の駅川場田園プラザ(15:30)


今回の旅のメインイベントの奥利根湖新緑パドリングへ。
パドリングの記録と併せて、昨年秋と今回のパドリングから、覚書や関連する情報も載せてみることにしました。

奥利根湖管理道路の開通時間の06:00に合わせて出発して05:55に着きましたが、既にゲートは開かれていました。
ダムの駐車場に着つくと、釣りのボートが5艇、シーカヤック1艇、出艇準備中でした。
我が家も管理小屋に行ってダム湖利用申請書(利用者氏名・住所、コース、帰着時間、緊急連絡先、等)を提出してその半券を受け取ります(帰着時に管理人さんに渡します)。
10日前までは貯水率98%前後だったのに、この一週間で毎日3%程度づつ低下して今日は81%、満水が一番ですが、まあなんとか許容できるぐらいですね。
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ワイルドカード号組み立てて、エントリーポイントまで運んで出艇。
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本日のパドリングコースは、右コース(利根川本流方面)で、20kmのロングコースです。
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パドリングスタート、二股までまっすぐ北に漕ぎあがりますが、やや強い吹き下しの向かい風です。
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遠くにまだ雪の残っている国境稜線の山が見えます。
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左コース方向の国境稜線の山々。
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新緑と残雪の残る山、パドラーの間では、日本のユーコン、リトルカナダ等と謂われているそうです。
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本流方面(右コース)に入ると場所によっては風が通らない湖面も現れます。
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漕ぎ始めて1時間で休憩、お茶と甘い物を頂きました。
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新緑の鏡面、芽吹いたばかりの新緑が眩しいです。
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割沢の対岸辺りにある万年滝、一年中見られる滝です。
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終点の利根川本流に近づいて、両岸が狭まってきます。
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水深も浅くなって、川のような様相になってきました。
船底に触れている足が冷たく感じるようになりました。
とても冷たい水が流れ込んでいるようです。
こんなところで落水すると数分で低体温症になってしまうでしょうね。
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漕ぎ上がれるところまで行って終点、漕ぎ出してから2時間30分でした。
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早いお昼、パドリングの定番のカップラーメンを頂きます。
カップラーメンはパドリングの時だけと決めていますが、何時ものことながら美味しい。
ゆっくりと休憩しました。
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さて、エントリーポイントに戻ります。
漕ぎ上がったところから、200mぐらいの川下り、結構楽しい。
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まだ吹き下しの風が吹いていて、追い風状態で快適にパドリング。
秋に来た時は風が吹き下しから吹き上がりに変わって、帰りが苦労しましたが、今日はとても楽です。
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エントリーポイントまで1時間30分と相当早く帰ることができました。
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往き2時間30分、帰り1時間30分、休憩30分、計4時間30分の楽しいパドリングでした。
昨年10月の錦繍の左コースに続いて新緑の右コース、この逆も良さそうです。
また来ましょう。

<奥利根湖パドリング覚書>
1.情報
1)「独立行政法人水資源機構 八木沢ダム 奈良俣ダム
 貯水率、ダム湖の映像(1週間毎、新緑や紅葉の時期の見極め)管理道路(冬季閉鎖)の開通期間・時間、奥利根湖の利用上の注意等の情報が纏まっています。
2)パドリング記録
以前私が調べた参考になりそうなblog(私の秋の記録も加えています)。
①春~夏
ユーコンに行ってきました、なんちゃって奥利根湖カヤックキャンプ」、「右か左か~奥利根湖~-IS-AMU log」、「奥利根パドリング
②紅葉
錦繍奥利根」「カヤックで紅葉狩り(奥利根湖)」、「晩秋の奥利根湖でカヤック」、「カヤック@錦繍の奥利根湖

2.注意事項他
1)湖上での通信
①湖上では携帯は繋がらない(と思われる)。
auは繋がりませんでした(DoCoMo、他は判りませんが)。
事故等が起こったら、無線機でも持っていない限り人が伝える他は方法が無いのでは…。
②位置情報(Yahoo!地図等)もスタートから二股までは表示されましたが、それ以降は表示が更新されない状態。⇒詳細な地図を必ず持参すること。
2)風について
秋春の2回のパドリングから、
朝から午前中は吹き下しの風となることが多いようです(2回とも吹いた)。
昼前後から、吹き上げの風が発生することも(秋は吹いた、今回は判らない)。
⇒可能な限り早く出発することが望ましいと思う。
3)パドリング速度
右コースや左コース等、長距離を漕ぐ場合、少々の向かい風でも4km/hrぐらいの速度で漕げる艇が望ましい。
4)動力船
動力船はカヤックやカヌーを認めれば減速して呉れるが、峡部は波が大きく返しの波も立つので、注意が必要。

カヤックを干して、畳んで、日帰り温泉へ出発。
当初は昨年の秋に訪れてとても気に入った「水上町営温泉センター 三峰の湯」に行ってみましたが、何と本日は臨時休業。
仕方がないので、本日のP泊予定の道の駅川場田園プラザの近くの「川場温泉いこいの湯」へ。
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優しいお湯にゆっくり浸かり疲れた筋肉を解しました。


「道の駅川場田園プラザ」に到着。
道の駅川場田園プラザといえば、これです。
山賊焼(500円)と川場ビール(バイツェンとレッドエール、各430円)。
山賊焼は、肉の旨みが強くジューシーでボリュームたっぷり、川場ビールも濃厚で山賊焼に良く合います。
ご馳走様でした。
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お客さんも帰って静かになった夕暮れの道の駅。
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一度は行ってみたと思っていた奥利根湖(八木沢ダム)へ。
気になるのが貯水率と紅葉の状況ですが、Γ独立行政法人水資源機構沼田総合管理所の八木沢ダムと奈良俣ダムのホームページ」に貯水率(リアルタイム)とダム湖上の写真(1週間毎)が掲示されていますので、調べると、貯水率は99%、紅葉も見頃となったようです。
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(10月20日現在は貯水率98%)
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自宅(03:00)⇒下道⇒八木沢ダム道のゲート(07:30)⇒奥利根湖エントリーポイント(09:00)⇒幽の沢(10:10)⇒東ゴンボリ(10:35)⇒奈良沢流れ込み(11:15~11:50)⇒コツナギ沢(12:15)⇒エントリーポイント(13:30)⇒奥利根湖(14:30)⇒下道⇒三峰の湯(15:30)⇒自宅(20:15)

八木沢ダム道のゲートに7時30分着、10月以降は8時に開きますので、少し待ちました。
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20分位で八木沢ダムに到着。
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エントリーポイントのスロープの上の管理小屋で届け出(氏名、住所、緊急連絡先、帰着時間等)を提出。

スロープとワイルドカード号。
満水でエントリーが楽です。
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本日のコースは、左ルートで、エントリーポイント⇒悪沢⇒幽の沢⇒東コンボリ⇒奈良沢⇒コツナギ沢⇒西コンボリ⇒エントリーポイント、約15kmのパドリングを予定します。
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パドリング開始。
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二俣へ。
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本流方向を望む。
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右コース、幽の沢、悪沢へ。
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見事な鏡面
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悪沢の廊下、奥まで漕ぎ入れることができました。
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東コンボリへ、流れ込みで休憩。
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奈良沢へ、遠くに国境稜線の山が見えます。
少し向かい風が出てきました。
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大きな魚影が、一匹は鯉のようで、もう一匹はパールマークのような模様が見えたので鱒類かも。
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お昼のカップヌードル、こういうシチュエーションで食べると、何でこんなに美味しいのでしょうかね。


コツナギ沢へ、大分風が強くなってきて、漣が立っています。
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此処からは、左岸に沿ってエントリーポイントへ帰りますが、風向が変わって、吹き上げるような強い風となり、白浪も立ち始めました。
西コンボリは入いらず、エントリーポイントを目指します。
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振り返って。
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強風の中、1時間強休まずに漕いで、ようやくエントリーポイントが見えてきました。
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4時間30分のパドリング、溜め息物の紅葉、満水、晴天、無風(早い時間だけですが)、すっかり堪能しました。
国境稜線が冠雪していたらパーフェクトなのですが、それは何時かに期待することにしましょう。
奥利根は入江や岬、流れ込みが多く、変化に富んでいて面白いパドリングができます。
今度は新緑の頃、本流(右コース)へ行ってみたいものです。

ワイルドカード号を畳み、後片付けをして、NETで調べた月夜野の「みなかみ町営温泉三峰の湯」(入浴料360円)へ。
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アルカリ性単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)・源泉ドポドポ掛け流し・無色透明・無臭・無味、ヌルスベ系。
プレハブの建物、内湯、露天風呂ともこじんまりとしていますが、素敵な雰囲気。
観光客は殆どいなく、地元の方ばかり。
泉質素晴らしく、料金はとても安く、名湯です。
ゆっくりと温まって、一路帰宅の途へ。




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