烟霞淡泊

カテゴリ:釣り > 真鱈・中深場五目

自宅(14:00)⇒飯岡(04:00~13:00)⇒自宅(16:30)

アカムツが連日竿頭で10匹前後と良く釣れているという情報で、千葉県飯岡の幸丸へ釣行。
アカムツは関西ではノドグロと呼ばれる超高級魚で、過去に羽崎の仁徳丸で3回通って、25cm級を2匹釣っただけです。
さて、漁港に着いてみると何と大型船の4艘出しという大盛況、人気の高さが窺われます。
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4時45分に出船して、2時間近く走って銚子沖の釣り場へ到着して、水深250m前後で実釣開始。
中深場用の150号負荷の竿、シーボーグ300で道糸は新素材3号400m、錘200号、船宿の仕掛け(胴付き、8号幹間1.0m、ハリス5号0.5m、針ねむりムツ15号、2本に自前で1本追加の3本針)。
(写真を誤って消してしまいその間の写真無し。)
周りの人はアカムツや外道のクロムツをポツポツと上げていますが、私は3時間全く当たり無し。
いい加減今日はボウズかと思った矢先、明確な当たりがあって、慎重に上げて30cm級を釣り上げました
ボウズ逃れの一匹にほっとしました。
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沖き上がりまであと1時間半となって、強い当たりがあって最初の数メーターは合わせを入れながらゆっくり上げると結構な重量感のある引きです。
一匹目に増して慎重に巻き上げますが、途中残り100mでリールがストップして(バッテリーの電圧低下みたい)で手巻き。
この3匹、一匹はアカムツとしては大物、道理で引く訳ですね。
後は当たり無く、沖上り。
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12:45帰港、最初はどうなることかと思いましたが、何とかなりました。

お昼は、旭市のラーメン屋さんの「へいきち」へ。
2014年1月13日に訪れていますね。
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支那そば・従来麺(大盛、880円)
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4年前に食べた味そのままです。
魚介の出汁が効いて醤油の立ったスープに、八角や丁子等のスパイスが仄かに香ります。
こしのしっかりした極細麺、たっぷりの叉焼、スープに良く合って、美味しいですね。
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ご馳走様でした。

帰宅して検量すると、アカムツ、46cm、31cm、28cm×2、でした。
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今日は46cmを一匹捌いて、刺身(皮を引いた通常の刺身、松皮造り、炙りの3種、全体の3/5程度)としゃぶしゃぶ。
強い旨味と滲むような脂、白身のトロと呼ばれますがその通りですね。
予想通り皮付きの刺身が美味しく、特に炙りは絶品でした。
2、3切れ食べると、沢山は無理かなと一瞬思ったのですが、結構飽きることも無く平らげてしまいました。
しゃぶしゃぶを期待したのですが、思いの外平凡でした(勿論美味しいのですが)。
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外で食べたら一体いくら取られるのか?、滅多に無い贅沢をしました。
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ご馳走様でした。
明日は、残りの刺身と塩焼きと煮つけ、明後日は干物、とアカムツ三昧の予定です。

今週末に埼玉県の寄居市の「かわせみ河原」でキャンプの予定で、その食材調達に茨城県北の平潟の第15隆栄丸の中深場五目へ釣行することに。
目当ては沖メバル(ウスメバル)です。

海況は、多少波っ気があるのですが、まずまずの日和です。
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2時間北上していわき沖で実釣開始。
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久々の中深場で、どうも上手く立ち回れません。
大どもからの順番の投入にもたもたするは、船が揺れるとよたよたするは、何か下手になったような気が

さて結局、釣果は・・・
ウスメバル(小1)、ウケクチメバル(小1)、??メバル(小3)、マゾイ(大1)、ユメカサゴ(小3)、目鯛(小2)、イナダ(1)、鯵(2)、真鯖ゴマ鯖(小中多数)
ということで、ウスメバル調達の目論見は見事外れました。
何時も通りに、オフ会用の食材調達釣行は不調に終わる、というジンクスは今回も・・・

往復300km、1:00出発で17:00帰宅、帰ってから魚の始末、疲れ切って写真も殆ど撮らず、でした。

茨城県北の平潟の「第15隆栄丸」、中深場五目で出船。
オキメバルとメヌケ(小型でアコウダイとは異なるようです)、あわよくば柳メバルが釣れたら…。
真鱈も釣れますが、2~3本で充分かな、等と目論んだのですが。

04:30集合、超大型船です。
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キャビンは畳敷で、釣り場までの行程を快適にぐっすりと寝て行けます。
釣物によりますが1~2時間なので助かりますね。
懐かしい写真が。
2010年に鱈釣りの外道で7.5kgの𩺊を釣った時のものです。
キャビンに貼られていたのに気が付きませんでした。
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水深120~200m。
一投目、真鱈4kg。
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その次も2kgの一荷。
五目の仕掛けで(幹8号ハリス6号、途中から幹12号ハリス8号)、大きな真鱈や、数が付くと、切れたり、針が折れたり曲がること度々ですが、それでも大型クーラーが埋まっていきます。
真鱈以外は、私は小メヌケ1匹、柳メバルは船中1匹でした。
海底で真鱈がロを空けて待っている状態。
最期まで変わらず、う~ん残念。
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1.5~5kgを18匹。


本日の夕食。
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真鱈の刺身と昆布締めとメヌケの刺身と松皮造り、真鱈のソテー、真鱈汁、真鱈の兜焼き(写真なし)、他。
堪能しました。
ご馳走様でした。

知人何人かに少し貰ってもらい、残りは切り身にして冷凍保存。
4時間の作業、手がボロボロになって腫れ上がりました。
切り身の総重量は10kgでした。
鱈汁、湯豆腐や鍋種に重宝します。

ところで新鮮な真鱈に火を入れるとモロモロした食感ですが、少し時間が経つと、また冷凍すると、身がホロッと薄く剥がれて噛むとキシッとした食感、薄塩鱈の食感そのものになります。
釣り用の小さな冷凍庫(釣果と釣り餌の冷凍保存用)はこの真鱈で一杯になりました。

次の釣行は鹿島の小才河豚で、この時期だけの白子狙いです。



取手(01:30)⇒平潟漁港(03:30~14:45)⇒取手(17:30)
幻の柳メバルが釣れているとのことで参戦。
平潟は県北で少し走れば福島県です。
第15隆栄丸
4時前でもうっすらと明くなっています。
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平潟漁港を出船。
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2時間位走って開始。
水深は200m前後と結構深い。
食いが渋い。
日本海の激渋を引き摺っている?
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それでも、ぽつぽつ釣れて、クーラーが賑やかになりました。
真鱈に夾まれた少し茶色っぽい魚が柳メバル、真っ赤な魚はメヌケ、焦げ茶の斑点はマゾイです。
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本日の釣果、柳メバル:2、マゾイ:3、メヌケ:3、ウケグチメバル:3、真鱈:7、で55Lのクーラーがほぼ満杯。
真鱈を専門にすると、たいして釣れないのですが、外道だと釣れるというよくあるパターンです。
これだけ釣れると後始末が大変そうです。
さて帰宅して、知人、ご近所にお裾分けして、夕食の準備。
刺身(柳メバル、メヌケ、真鱈)、メヌケの清蒸、あら汁と、シンプルに。
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柳メバルはメバルにしては脂がのり、とても美味しい。
昔は沢山、簡単に釣れたのでアンポン(タン)などと呼ばれていたそうですが、今は全く釣れなくなって、鮮度が良ければ、幻、高級魚扱いだそうです。
ただ東北、北海道では下魚扱いの所もあるようです。
処変われば、でしょうか。
鹿島のアカムツ釣りの外道で一度釣れたことがあります。
メヌケも小さいですが、味が濃くて、これまた美味しいですね。
清蒸のメヌケも、言わずもがなな美味しさでした。
ご馳走さまでした。
真鱈は切身にして塩麹漬け、冷凍へと後始末を。
これだけの魚を捌くと、手がボロボロになりました。

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