今年の1月24日の元祖山の手七福神巡りと会食をご一緒していて、今日で2回目です。
待ち合わせは13:00田端駅ですが、浅草でブランチを頂き台東区寿で買い物をする予定で少し早めに家を出ました。
常磐線⇒東武アーバンパークラインと乗り継いで東部浅草駅。
浅草地下街(*)、此処でブランチを頂きます。
*:東京都台東区浅草1丁目、東京メトロ銀座線の浅草駅改札から新仲見世側の6番出口へと繋がる地下にあります。昭和30年に開業した商店街で、現存する日本最古の地下商店街で、そのレトロかつカオスな雰囲気で人気があるそうです。
ブランチは立ち喰いそばの「文殊 浅草店」、東京都と千葉県に8店舗を展開するローカル立ち喰いそばチェーン文殊の一店舗、文殊は初めてですね。
立ち喰いそばの名店シリーズ第33軒目です。
かき揚げそば(480円)とちくわ天そば(円)を注文。
そばは生麺で注文の都度茹で上げ、天婦羅は揚げ置きです。
掛け汁は関東のオーソドックスな返しが立ったものですが塩気は然程強くなく出汁が効いています。
麺は生麺の茹で立てなので喉ごしよく、ボリュームも充分。
かき揚げはサクッと揚がっていましたが、ちくわは少し衣が重たかったです。
なかなか美味しく頂き、ご馳走様でした。
浅草地下街を通り抜け。
未だ昼前なので営業している店が少ないですね。
雰囲気に負けていない立ち飲み屋さん。
ベトナム料理店のようです。
「忍者場(NINJA BAR)」、全国のカップ酒、乾きものや缶詰、なかなか面白そうな店ですね。
歩いて寿方面へ。
買い物の店は「パンのペリカン」、創業81年のパン製造の名店で、先日も情報番組で取り上げられていて、思い付いて訪れました。
食パン(1斤、500円)を購入、楽しみです。
浅草通、別名仏壇通り、神仏関連品のお店が連なっています。
元禄二年(1689年)、創業334年ですね。
田端駅北口でKさんご夫妻と合流して、谷中七福神巡りへ。
谷中七福神は、台東区・荒川区・北区の七ヶ寺で構成される七福神めぐりで、江戸時代中期に始まった最も古い七福神巡礼とされ、宝暦年間(1751~1764年)に開創されたそうです。
先ずは東角寺(福禄寿)へ。
真言宗豊山派、延徳3年(1491)創建。
七福神は、ご開帳期間(1月1日~1月10日)以外は直接の拝観が出来ないのでお堂の外からお参りします。
本堂を撮り忘れ。
最近写真の撮り忘れが多いのですが、今日は特に激しく、以降も撮り忘れ続出でした。
門前の赤紙仁王尊、体中に赤紙が貼られています。
西日暮里の裏道。
青雲寺(恵比寿)。
臨済宗妙心寺派、智光禅師が開山となり創建し、堀田相模守正亮が宝暦年間(1751-64)に中興と伝わります。
立派な本堂。
修性院(布袋尊)。
日蓮宗、天正元年(1573)豊島郡田中村(現練馬区南田中)に創建、寛文3年(1663)当地に移転したと伝えられます。
布袋様の陶板のイラストが続いています。
素敵な石畳の坂道。
谷中へ。
谷中銀座商店街。
トルコ料理店のレストランザクロの売店スペース、色とりどりの美しいランプ。
谷中福丸饅頭でバターどら焼きを頂きました。
素敵な土塀が続く小道。
改築する時に古い家屋の屋根瓦を利用して造ったのでしょうね。
長安寺(寿老人)。
臨済宗妙心寺派、老山和尚禅師(享保9年1724年寂)が開基となり、長安軒として安藤右京亮屋敷内に創建、正徳2年(1712)大道山長安寺の寺号が認められ、当地に移転したと伝わります。
谷中墓地からスカイツリー。
天王寺(毘沙門天)。
天台宗、長燿山感應寺尊重院という日蓮宗寺院として鎌倉時代に創建されたと伝わります。
9ヵ院を擁する寺でしたが、不受不施派に対する禁令により天台宗に改宗し、享保年間には富くじ興行が許可されたことで、湯島天満宮、目黒不動龍泉寺とともに江戸の三富と称されるほどに賑わっていましたが、上野戦争では、当寺に彰義隊の分営が置かれたことから、本坊と五重塔を残して堂宇を全て焼失、さらに昭和32年の放火心中事件で五重塔も焼失したとそうです。
立派な山門。
近くに牧野富太郎の墓所があるとのこと、後でお参りしましょう。
立派な本堂です。
立派な牧野富太郎博士のお墓、1957年(昭和32年)没とあります。
左手に奥様の牧野スエ子の墓、昭和3年没、奥様が亡くなられて29年後に亡くなられたのですね。
「らんまん」を観ていたので、感慨深いですね。
護国院(大黒天)。
護国院は天台宗総本山の寛永寺の子院で、寛永元年(1624)釈迦堂の別当寺として、現在の東京国立博物館の右手奥に開創、承応2年(1653)・延宝8年(1680)に寺地を西方へ移転し、さらに宝永6年(1709)当地へ移転したと伝わります。
美しい本堂。
本堂はお参りでき、立派な大黒天に参拝できました。
境内には谷中七福神の案内がありました。
不忍池の弁天堂(弁財天)
弁天堂は、寛永寺の伽藍の一つで、竜泉弁天院を開基した備中松山城主の水谷伊勢守により建設されました。
弁天堂に祀られている弁財天は八臂辨財天(はっぴべんざいてん)と呼ばれ、金光明最勝王経に説かれている一面八臂の弁天様で、八本の手に宝珠・宝棒・宝箭(矢)・宝刀・宝弓、等を持っていますが、持ち物は時代や彫刻家の考えによって多少異なるようです。
弁天堂の写真はこの一枚だけ、とほほです。
谷中七福神巡拝、目出度く結願しました。
さて外飲みへ、不忍池から上野駅にアメ横を南下。
御徒町駅傍ガード下の「老酒舗」です。
都内で10店舗を展開する味坊集団(*)の4番目の店です。
2018年創業ですが、ガード下のロケーションもあって、中国の古い街の小さな料理店といった雰囲気が出ています。
先ずはサッポロ赤星(大瓶×2)で乾杯、歩いてきて乾いた喉に美味しい。
☆お通しの豚の耳とキャベツの酢漬け(550円)
(★:とても美味しい。、☆:美味しい。)
☆鴨手羽麻辣煮(411円)、4本の鴨の手羽先を半分にカット、小骨を除けて食べる楽しさ。
☆本日の青菜(小松菜)炒め(660円)、小松菜とは思えない美味しさ。
☆発酵白菜と豚肉炒め(858円)、白菜の古漬けと豚バラ肉を炒めたような。
写真撮り忘れ
☆紹興酒呑み放題(1時間、1,100円)へ。
さっぱりして飲み飽きない味わい。
紹興酒は1杯440円なので3杯飲めば元は取れることになります。
勿論、元を取って、充分おつりがくるくらい頂きました。
★ラムのスペアリブ(?円)、鮮烈なクミンの香り、好きです。
★蝦餃子(1,320円)、つるんとして蝦感たっぷり。
☆豚角煮(198円)、皮付き豚ばら肉、五香紛が効いています。
★羊肉揚げ餃子、パイ生地のような皮をサクッと齧ると強く羊の香りが広がります。
麻婆豆腐(1,089円)、ちょっと凡庸かな。
☆ビャンビャン麺(1,100円)、タレが美味しい。
月餅(?円)、袋入りの状態でサーブ、この店らしいですね。
滞在時間1時間30分、良く食べよく飲みました。
ご馳走様でした。
楽しい1日となりました。
またご一緒しましょう。