終日、余市に滞在します。
寝坊して、午前中は何もせずゆっくりと過ごしました。
お昼は道の駅から歩いて5分程の繁華街のある店へ。
店は居酒屋の「味有職 和香奈」です。
開店を待っているお客さんがいて、開店時間には我が家も含め9名のお客さんが。
キングサーモン定食(1,000円)とヒレカツ定食(900円)を注文。
提供までに相当時間が掛かるというNETの情報通り、40分近く経ってから大きなお盆が運ばれてきました。
お盆一杯に小皿料理が10品にご飯と味噌汁、主菜は未だです。
此れだけでも充分な食事です。
蒸し(茹で?)鶏のサラダ
那須とパプリカと挽肉の煮物
牛蒡サラダ
水蛸と鮪と白身の刺身
もずく
烏賊の麹漬け
揚げ焼売
しらすとほうれん草ともやしの酢の物
冷奴
小皿料理は、特に手の込んだものは無く、家庭料理のちょっとした一品という感じ、ぞんざいな盛り付けもご愛敬ですが、此れだけ多いと一杯欲しくなってしまします。
最後に主菜のキングサーモンの塩焼き、厚く大振りな切り身をじっくりと焼き上げていて、薄塩で脂がのっていて鮭らしい旨味もたっぷり、此れは美味しい、一番人気とこと、良く判ります。
ヒレカツ、4切れとたっぷり、普通に美味しいのですが、キングサーモンと比べると少し凡庸かな。
時間を掛けて完食、ご馳走様でした。
ちょっと吃驚する定食、話の種に一度、どうでしょうか?
北海道に来たら寄らずにはいられないシリーズその③で「ニッカウヰスキー余市蒸留所」へ。
2016年6月、2017年7月、2018年2月、2018年7月、2019年8月、2022年5月、今日で7回目です。
2018年2月は通常の見学でなく冬限定のナイトツアーでとても良く、今年もと思ったのですが、今年は無く、「シングルモルト余市キーモルトテイスティングセミナー」(有料、1,500円)に参加することにしました。
土日を除く1回/1日の開催で、ウイスキー製造工程の見学後、ウイスキーのテイスティング法を学んでシングルモルト余市とキーモルト3種のテイスティングを楽しむセミナー、なかなか人気のあって予約が直ぐに埋まってしまうので、1月9日に予約を取りました。
集合時間まで所内を散歩。
冬は余市蒸留所は独特の雰囲気がありますね。
工場見学スタート
乾燥棟、粉砕糖化棟、発酵棟の説明を受け、蒸留棟に向かいます。
蒸留棟内部、7器の巨大な石炭焚きのポットスチルが並んでいます。
石炭焚きのポットスチルでの蒸留は世界で余市蒸留所1ヶ所になってしまったそうです。
また夏場は蒸留することが無いので、この時期ならでは見所です。
定期的に蒸留担当者が石炭をくべていきます。
窯の扉を開けると、離れていても熱気が伝わります。
リタハウス
旧竹鶴亭
工場見学が終わりニッカミュージアムのセミナールームへ。
樽詰め後のウイスキーの色の変化
正面はテイスティングバー。
セミナールームでテイスティング用のシングルモルトウィスキー4種とチェイサー&割り水、ウイスキーに合せる摘みが用意されています。
一番左はキーモルトをブレンドしたシングルモルト余市(SINGLE MALT YOICHI)、右側3つはキーモルトのWOODY & VANILLICとSHERRY & SWEETとPEAT & SALTYで順番はランダムでどれが何かは判らない状態、テイスティングして色、香り、味わい、余韻等で当てます。
夫々のキーモルトによく合うとされている、スモークチーズとホワイトチョコレートとミルクチョコレート。
色、香り、味わい、余韻をどのようにテストするかを簡単にレクチャー。
先ずは夫々を生のままに飲んでテイスティング、私が選んだ順番は左から①③②、さて結果は?、正解でした。
まあ人並みの嗅覚と味覚を持っているということですね、良かった
半分は生のままに飲んで、また摘みも併せてみると、確かによく合うのと、ウイスキーの風味が円やかになったり、また鮮烈になったりと変化があって、面白いです。
残り半分は水割りで楽しみました。
なかなか楽しい体験でした。
さてテイスティングバーでセミナーの講師の方が推奨した2品を頂くことにしました。
シングルカスク余市 10年(15mL、1,000円)、一つの樽からそのまま瓶詰したモルトウイスキー、フロム ザ バレル(15mL、200円)です。
右は
シングルカスク余市 10年、2012年~2022年、カスク(蔵出し)No.417520、アルコール度数57度。
味わいは、重厚で多層的でありながら角が無い円やかさ、鼻に抜ける複雑な香りがいつまでも残り、ウイスキーが余り得意でない私でも、此れは高そう、と思える一品でした。
講師の方に寄れば、この値段は破格で、バーで飲めば桁が変わるそうです。
因みにNETで実勢価格を調べると2012年~2022年のものは700mL包装で20万円程度、単純な計算で15mLで4,350円、確かにバーで飲めば桁が変わりますね。
フロム ザ バレル、此れも重厚な味わいですが、爽やかで飲み易いですね。
普段飲むことの無い珍しい高価なウイスキーを堪能しました。
ウイスキーでほろ酔いとなって、人気のなくなった蒸留所を入り口に戻ります。
途中、旧竹鶴亭へ。
余市蒸留所を出て、余市駅近くの銭湯へ(450円)。
入って以前に立ち寄ったことを思い出しました。
夕食の準備、柿崎商店で購入した余市産の鮑、一番大きなものは刺身に、残り2つは踊り焼きで頂くことにします。
夕食は、鮑の踊り焼き、鮑とマゾイの刺身、タツカマの刺身、高菜漬け、日本酒。
火を点けて、焼き上がりを待ちます。
鮑の刺身(肝つき)、コリコリとした食感と強い磯の香り、美味しいです。
マゾイの刺身、脂がよく乗っていて歯応えも良く、これまた美味しいです。
踊っています、すまぬ
綺麗に焼き上がりました。
味付け無しでそのまま頂くと、刺身と打って変わってさくっと柔らかく、焼いて増した旨味と甘味、此れは美味しい、鮑の一番良い食べ方でしょう。
たつかまの刺身の半分はバター焼きで。
官能的な美味しさです。
ついでにマゾイの刺身も焼いてみると、これまた美味しい。
刺身を多めに作って、焼いて食べるのも良いですね。
ご馳走様でした。
寝坊して、午前中は何もせずゆっくりと過ごしました。
お昼は道の駅から歩いて5分程の繁華街のある店へ。
店は居酒屋の「味有職 和香奈」です。
開店を待っているお客さんがいて、開店時間には我が家も含め9名のお客さんが。
キングサーモン定食(1,000円)とヒレカツ定食(900円)を注文。
提供までに相当時間が掛かるというNETの情報通り、40分近く経ってから大きなお盆が運ばれてきました。
お盆一杯に小皿料理が10品にご飯と味噌汁、主菜は未だです。
此れだけでも充分な食事です。
蒸し(茹で?)鶏のサラダ
那須とパプリカと挽肉の煮物
牛蒡サラダ
水蛸と鮪と白身の刺身
もずく
烏賊の麹漬け
揚げ焼売
しらすとほうれん草ともやしの酢の物
冷奴
小皿料理は、特に手の込んだものは無く、家庭料理のちょっとした一品という感じ、ぞんざいな盛り付けもご愛敬ですが、此れだけ多いと一杯欲しくなってしまします。
最後に主菜のキングサーモンの塩焼き、厚く大振りな切り身をじっくりと焼き上げていて、薄塩で脂がのっていて鮭らしい旨味もたっぷり、此れは美味しい、一番人気とこと、良く判ります。
ヒレカツ、4切れとたっぷり、普通に美味しいのですが、キングサーモンと比べると少し凡庸かな。
時間を掛けて完食、ご馳走様でした。
ちょっと吃驚する定食、話の種に一度、どうでしょうか?
北海道に来たら寄らずにはいられないシリーズその③で「ニッカウヰスキー余市蒸留所」へ。
2016年6月、2017年7月、2018年2月、2018年7月、2019年8月、2022年5月、今日で7回目です。
2018年2月は通常の見学でなく冬限定のナイトツアーでとても良く、今年もと思ったのですが、今年は無く、「シングルモルト余市キーモルトテイスティングセミナー」(有料、1,500円)に参加することにしました。
土日を除く1回/1日の開催で、ウイスキー製造工程の見学後、ウイスキーのテイスティング法を学んでシングルモルト余市とキーモルト3種のテイスティングを楽しむセミナー、なかなか人気のあって予約が直ぐに埋まってしまうので、1月9日に予約を取りました。
集合時間まで所内を散歩。
冬は余市蒸留所は独特の雰囲気がありますね。
工場見学スタート
乾燥棟、粉砕糖化棟、発酵棟の説明を受け、蒸留棟に向かいます。
蒸留棟内部、7器の巨大な石炭焚きのポットスチルが並んでいます。
石炭焚きのポットスチルでの蒸留は世界で余市蒸留所1ヶ所になってしまったそうです。
また夏場は蒸留することが無いので、この時期ならでは見所です。
定期的に蒸留担当者が石炭をくべていきます。
窯の扉を開けると、離れていても熱気が伝わります。
リタハウス
旧竹鶴亭
工場見学が終わりニッカミュージアムのセミナールームへ。
樽詰め後のウイスキーの色の変化
正面はテイスティングバー。
セミナールームでテイスティング用のシングルモルトウィスキー4種とチェイサー&割り水、ウイスキーに合せる摘みが用意されています。
一番左はキーモルトをブレンドしたシングルモルト余市(SINGLE MALT YOICHI)、右側3つはキーモルトのWOODY & VANILLICとSHERRY & SWEETとPEAT & SALTYで順番はランダムでどれが何かは判らない状態、テイスティングして色、香り、味わい、余韻等で当てます。
夫々のキーモルトによく合うとされている、スモークチーズとホワイトチョコレートとミルクチョコレート。
色、香り、味わい、余韻をどのようにテストするかを簡単にレクチャー。
先ずは夫々を生のままに飲んでテイスティング、私が選んだ順番は左から①③②、さて結果は?、正解でした。
まあ人並みの嗅覚と味覚を持っているということですね、良かった
半分は生のままに飲んで、また摘みも併せてみると、確かによく合うのと、ウイスキーの風味が円やかになったり、また鮮烈になったりと変化があって、面白いです。
残り半分は水割りで楽しみました。
なかなか楽しい体験でした。
さてテイスティングバーでセミナーの講師の方が推奨した2品を頂くことにしました。
シングルカスク余市 10年(15mL、1,000円)、一つの樽からそのまま瓶詰したモルトウイスキー、フロム ザ バレル(15mL、200円)です。
右は
シングルカスク余市 10年、2012年~2022年、カスク(蔵出し)No.417520、アルコール度数57度。
味わいは、重厚で多層的でありながら角が無い円やかさ、鼻に抜ける複雑な香りがいつまでも残り、ウイスキーが余り得意でない私でも、此れは高そう、と思える一品でした。
講師の方に寄れば、この値段は破格で、バーで飲めば桁が変わるそうです。
因みにNETで実勢価格を調べると2012年~2022年のものは700mL包装で20万円程度、単純な計算で15mLで4,350円、確かにバーで飲めば桁が変わりますね。
フロム ザ バレル、此れも重厚な味わいですが、爽やかで飲み易いですね。
普段飲むことの無い珍しい高価なウイスキーを堪能しました。
ウイスキーでほろ酔いとなって、人気のなくなった蒸留所を入り口に戻ります。
途中、旧竹鶴亭へ。
余市蒸留所を出て、余市駅近くの銭湯へ(450円)。
入って以前に立ち寄ったことを思い出しました。
夕食の準備、柿崎商店で購入した余市産の鮑、一番大きなものは刺身に、残り2つは踊り焼きで頂くことにします。
夕食は、鮑の踊り焼き、鮑とマゾイの刺身、タツカマの刺身、高菜漬け、日本酒。
火を点けて、焼き上がりを待ちます。
鮑の刺身(肝つき)、コリコリとした食感と強い磯の香り、美味しいです。
マゾイの刺身、脂がよく乗っていて歯応えも良く、これまた美味しいです。
踊っています、すまぬ
綺麗に焼き上がりました。
味付け無しでそのまま頂くと、刺身と打って変わってさくっと柔らかく、焼いて増した旨味と甘味、此れは美味しい、鮑の一番良い食べ方でしょう。
たつかまの刺身の半分はバター焼きで。
官能的な美味しさです。
ついでにマゾイの刺身も焼いてみると、これまた美味しい。
刺身を多めに作って、焼いて食べるのも良いですね。
ご馳走様でした。