終日道の駅ばんだいに滞在
道の駅ばんだいの朝、薄っすらと雪が積もっていました。
気温も漸く-1.1℃、因みに中段は本体で室温、下段左は子機1で外気、中央はベッド下のラッゲージ、右は冷蔵庫です。
今日は順延した造り酒屋&喜多方街歩きで、道の駅から15kmくらいのウォーキングになります。
暫くは田圃道。
喜多方の街中に入って、国登録有形文化財の「旧甲斐家蔵住宅」を見物。
道に面した旧店舗部、目を引く曲線の吊り階段、一本の大欅ので作られたもので、曲線部も熱で曲げたのではなく手斧で切り出したもの、此れだけで普通の家一軒分経費が掛かったそうです。
当時のままの歪みのあるガラス戸の向こうの長い廊下も1本の大欅で、4枚の大板で作られているそうです。
表に戻って庭の入り口から、蔵座敷へ。
立派な庭の向こうに蔵座敷があります。
総檜造り、切目縁は大欅、壁は金箔の大唐紙、障子は紫檀、等々、贅を凝らした造りとのこと。
蔵座敷の建築費で当時の15万円とも30万円とも謂われているとのことですが。当時の米の価格から現在の金額に換算すると、30万円で約5億円だそうです。
喜多方市のメインストリート
造り酒屋その1の大和川酒造、寛政2年(1790年)創業の老舗、2018年の5月の喜多方酒蔵のんびりウォーク以来3回目です。
先ずは酒蔵見学。
もう来週はひな祭りなんですね。
巨大な杉玉、見事な三和土。
江戸蔵
大正蔵
昭和蔵の仕込み水と松尾神社のお社。
飯豊山伏流水を珈琲用に汲んでいきました。
テイスティングルームで試飲。
酒の好み「香り高く旨味甘みが強いもの」を伝えて、お店の方のお奨め4種と希望3種(内有料2品)
此処から希望したものです。
前回も買った一番のお気に入りの「弥右衛門 純米活性濁り酒」、強炭酸でガス感と香りと甘酸のバランスが素晴らしいです。
今日は、前回よりガス感は弱めですが、それでも美味しいです。
有料(300円)、純米大吟醸四方四里
有料(400円)、純米大吟醸 いのち。
雑味が無いというべきか、すーと喉を流れる感じです。
何れも美味しかったのですが、何時ものように、「とても高級なお酒より、中級くらいのお酒が美味しいい」と感じる経済的な我が家でありました。
「弥右衛門 純米活性濁り酒」(1,650円)をお買い上げです。
次回も、訪れるでしょうね。
路地裏を歩いていきます。
少し早いお昼で、「食堂なまえ」へ。
此の店は、喜多方市の食べログ上のランキングの1位(点数:3.76、2021年2月24日時点)です。
食べログ信者ではありませんが、有用な情報源として重宝している者としては気になり、一度訪れたいと思っていました。
4人テーブル1卓、2人テーブル2卓の小さなお店で、我が家で満席になりました。
チャーシューメン(右、650円)、極太手打ちチャーシューメン(左、670円)。
チャーシューメン、多加水中太縮れ麺。
極太手打ちチャーシューメン、フィットチーネ並みの平打ち縮れ麺。
さてお味は?
美味しいです、特徴が無いと謂うか、吃驚?するくらい普通に美味しいです。
スープも尖がったところも無く唯々優しい味わい、麺もツルンとした喜多方らいしい食感、バラチャーシュー・しなちく・なると・刻み葱の具材もオーソドックス、喜多方ラーメンの典型なんでしょうね。
さてさて、私はやっぱり「喜一」が一番好きですね。
因みに食べログの順位は以下の通りで、今日で①、②、④、⑤に行ったことになりました。
①食堂なまえ:3.76
②坂内食堂:3.75
③食堂はせがわ:3.71
④まこと食堂:3.69
⑤喜一:3.68
「お菓子のヤマグチ」で、今日のおやつ(喜多方ら〜めん大福と味噌餅)を購入。
もう一軒の買い物は此方「北見八郎平商店」。
実はある物を買おうと訪れました。
さて、気に入った物がありました。
会津塗の汁椀です。
長年(30年くらい))使った高岡塗の汁椀がひびが入ってしまって、買い替えようと思っていました。
大振りで、汁椀以外にも料理を盛っても良さそうで、色々と応用できそうです。
栃の薄い生地で軽く、赤と黒の木立の反転の揃いです。
多分一生物?になるでしょう。
水曜日は休みの店が多いようです。
喜多方(会津)あるあるの肉屋さん、馬が入っています。
やっと「ほまれ酒造」に到着。
なななんと、まさかの臨時休業、昨日は祝日の定休日だったのですが、
何と2月一杯でした。
昨日に引き続き、詰めの甘さが露呈した今日でした。
このご時世、事前の電話確認は必須です。
とぼとぼと道の駅まで歩きました。
本日の走行軌跡
歩行距離は15.57km、久々の15km越え、飲み意地と食い維持の為せる技です。
3時間31分(3.5時間)散歩(メッツ値は3.5)した時の消費カロリーは、
3.5 × 65 × 3.5 ×1.05 = 836kcaL
でした。
今日もP泊地は「道の駅喜多の郷」で、温泉入浴も「蔵の湯」でした。
喜多方ら〜めん大福と味噌餅の遅いおやつ、本物のなるとがキュート、味噌餅素朴でなかなか良い感じです。
ご馳走様でした。
本日のメインディッシュの若松ミート㈱の国産馬肉の腿肉160g(1,500円)、前回同様です。
馬刺しの薄切りと厚切りの2皿、鰊の山椒漬け、ちょこっと白菜豚バラミルフィーユ鍋、蒟蒻のキンピラ、烏賊の塩辛。
少しサシも入っていて、柔らかく優しい旨味、厚切りは添付の辛子味噌がよく合います。
薄切りにすると更に優しい味わいになり、ポン酢が合います。
奈良萬 純米原酒 おりがらみ(夢心酒造株式会社)、微炭酸のレベルですが、爽やかな甘みと酸味が印象的なお酒です。
馬刺しとよく合いました。
ご馳走様でした。
コメント
コメント一覧 (4)
大和酒造の7種飲み比べ、会津塗の汁椀、どちらも好いですが、15kmも歩くとなると、二の足を踏みますよ。
夕食の1本奈良満は、別購入でしたか。
鋭い、前日に喜多方市のスーパーで買ったものです。
最近は炭酸を含んだ日本酒を醸す造り酒屋が増えて、スーパーの店頭にも並ぶようになって、嬉しい限りです
今回は毎日適量を守っています、偉い!!!