今日も暑くなりそうです。
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本日、初めて茨城県に「熱中症アラート」が発令されました。

熱中症アラートは、
「暑さへの『気づき』を呼びかけて予防行動をとっていただくための情報」で、「熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される際に、その前日夕方または当日早朝に発表されます」
と説明されています。

2020年の7月から、全国に先駆け関東甲信地方(東京・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川・山梨・長野の1都8県)で先行して実施されている。
熱中症アラートが発表される基準は「暑さ指数(WBGT)」で、この指数が翌日または当日に「33(単位は℃表記)」を超えると予想された場合に、アラートが発表されるという仕組みのようです。
このWBGT(Wet-Bulb Globe Temperature[湿球黒球温度])は次の式で求められるということです。
WBGT(屋外)=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
湿度が低い:湿球温度計では蒸発が盛んに起こって気化熱で温度が大きく下がる(WBGTを下げる)
湿度が高い:湿球温度計では蒸発が起こらず気化熱も発生せずで温度も下がらない(WBGを下げない)
⇒皮膚の汗が蒸発する時に感じる涼しさ度合いを表す
日差しが強い:黒球温度計の温度を上げる(WBGTを上げる)
日差しが弱い:黒球温度計の温度を上ない(WBGTを上げ難い)
⇒弱風時の日なたにおける体感温度と良い相関
湿度の高低の要素を大きく取り入れて、日差しの強弱もある程度加味して、算出されるということですね。
因みに屋内は次の式になっています。
WBGT(屋内)=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度
さて、よくよく調べてみると、前述の式で求めている観測地点は全国11箇所で、それ以外の829地点は、小野ら(2014)*1 の式を用いて実況推定値を計算していると説明があります。
これらの数値は、「環境省の熱中症予防サイト」で1時間ごとに表示されてみることができます。

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まあ、私が纏めて書くより、このほうが判りやすいですね

さて、今日の取手のWBGT(状況推定値)の最高値を調べようとしたら、最寄りの地点は龍ヶ崎市で、WBGT最高値は13:00の30.6℃、厳重注意のレベルでしたが、茨城県に出された熱中症アラート発令の予測値の33℃には達していませんでした。
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