今日は一日、手強い宿酔で、死んだ振り状態でした。
私は、"ふつかよい"は二日酔ではなく宿酔と表記しますが、ちょっと古い小説や読み物では宿酔が多かったのと、また字面もこちらの方が良い感じ、といった理由からです。
何故に宿酔という字なのか?と調べてみると、1)酔いを宿しているという状態より、2)宿には予め定められたという意味があって昨日から定められていた酔い、ということですみたいですね。

宿酔は、アルコール=①⇒アセトアルデヒド=②⇒水と二酸化炭素の代謝過程のなかで毒性の強いアセトアルデヒドが引き起こす症状とされています。
代謝酵素の①のアルコール脱水素酵素と②のアセトアルデヒド脱水素酵素の関係は、②が律速(反応速度は①>②)で、アルコールを大量に摂取すれば、アセトアルデヒドの代謝が滞って濃度が上昇することになります。
アルコールの分解時間の推定式は色々と紹介されていますが、アセトアルデヒドの分解までの時間に関する情報は余り無く、アルコールの分解時間+αと考えるしかないですね。
さて、アルコールの分解時間を推定式は、次の通りです。
アルコール分解時間
= 摂取純アルコール重量(g) / 1時間当たりのアルコール分解量(g)
= [摂取アルコール飲料容量(mL) × アルコール度数 × 1/100 × 0.8] / [体重 × 0.1]
成人男子の、体重1kg当たり、1時間当たりの標準的なアルコール分解量は0.1gという仮定に基づいています。

昨日の摂取純アルコールは166gと推定(ごくテキトーですが)、アルコール分解時間は、166 / 6.5 = 25.5時間、まあ終日気分が悪いのは納得ですね。
アルコール摂取後の、血中の濃度は、アルコール(麻痺)>アセトアルデヒド(悪い気分) ⇒ アルコール<アセトアルデヒドと変化していくので、寝起き:然程悪くない気分⇒堪えがたい気分の悪さ⇒徐々に回復となりますが、それを実感した一日でした。

誰かの言葉で「宿酔の唯一良いところは"治ること"である」がありますが、言い得て妙です。
アルコール依存症治療薬の一つに嫌酒薬(ジアナミド等)がありますが、アセトアルデヒド脱水素酵素の阻害剤(働きを抑える)で、要は宿酔を引き延ばす薬、恐ろしいですね。

夕食前にビールを飲んで、一息つきました。
今日の食材は、生本鮪の背骨と中落(剥き身を取ります)と槍烏賊。
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槍烏賊と生若芽とレタスのしゃぶしゃぶ、生鮪の剥き身の手巻き、豚肩ロースの低温調理、生若芽の酢の物、
日本酒はsaketakuの定期頒布の「日光譽 純米酒 樽まろ」(渡邊佐平商店)です。
夫々美味しく頂きましたが、槍烏賊の鮮度がイマイチでちょっと残念でした。
やはり贅沢ですが、槍烏賊は釣ったものに限りますね。
槍烏賊釣りが始まったので、模様が良くなれば出掛けましょう。
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2箇月まえに買った「にっこり」を食べてみました。
表面はしわしわになっていますが、皮を剥けば瑞々しい果肉、酸味が少し抜けたように感じましたが、それでも美味しいです。
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ご馳走様でした。