此処のところ良い天気が続いています。
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正月の煮物用に、群馬の道の駅で購入した蒟蒻芋で蒟蒻作り。
少し大きい蒟蒻芋(4年物?)です。
①蒟蒻芋(以下、芋)を4つに割って皮を剥きます。
手袋は必須で、素手だと手が腫れ上がります(山芋の数倍の疼痛)。
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②皮を剥いた芋を計量、520gでした。
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③ボールに芋の重量の2倍の水(1,040mL)を張って、その中に芋を摺り下ろします。
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④摺り終えたらよく掻き混ぜて、20分置きます。
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20分経つとこのように赤身が増します。
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⑤芋の重量の2%(10g)の精製ソーダ(炭酸ナトリウム)を計量して、50ccのぬるま湯で溶かしておきます。
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⑦精製ソーダ水溶液を⑥に少しづつ加えて、手でゆっくりと揉むように掻き混ぜます。
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芋の色が薄赤からネズミ色に変化していきます。
今回は混ぜる時間は7分程度にしました。
(以前10分以上混ぜたことがあり、空気が入り過ぎて食感が少し悪くなった印象がありました。)
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⑧表面を平らに形を整え、そのまま20分おきます。
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⑨大鍋にお湯を3Lぐらい沸騰させて、その中にしゃもじで掬いとった芋を、手で小判型に形を整えて投入していきます。
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⑩30分以上(短くて30分、固まり難い時は45分から1時間)茹でますが、最初の10分は掻き回さず放っておきます(掻き回すと崩れることがあります)。
10分以降は5分おきに天地を返すようにゆっくりと掻き混ぜます。
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だんだん膨らんできて茹で上りとなります。
(試しに1つを切ってみて確認するとよいです。)
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⑪茹で上がったらお湯を捨てて水を流して冷やして出来上がりです。
冷やすと芋は縮んで元の大きさに戻ります。
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⑫密閉容器に水を張って、その中に浸けて冷蔵庫で保存します。
2日に1回ぐらい水を替えれば10日間くらいはもちます。

自家製生芋蒟蒻は、刺身が一番ですが、煮たり炒めたりするとさくっとした不思議な食感で、また市販の蒟蒻より味が染み込みやすくて、これまた美味しいですね。
1個の芋(200円~300円)で手のひらサイズが15個くらいできるので、なかなかお得です。

早速、お昼のけんちんうどんに蒟蒻を入れました。
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因みにけんちんの具材の根菜は、おせち料理の煮物を作った際の切れ端で、所謂始末料理ですね。
ご馳走様でした。

少し刺身でも頂きましたが、今日の蒟蒻の出来は今までの中でトップクラスでした。
⑦の掻き混ぜがゆっくりと短めだったのが良かったようです。
次回も同じように作ってみましょう。