あっと言う間に過ぎた感じです。
新型コロナウイルスの自粛生活と梅雨の長雨や梅雨明け後の酷暑で、日々の行動量が極端に減ったからですね。
明日から9月1日、題名のない日用の「盛夏のある日」は今日までで、明日以降は少々暑くても「初秋のある日」にしましょう。
利根川の土手に上りました。
先日草刈りをしたばかりで、綺麗です。
道の駅みょうぎ(06:15)⇒アプト道ハイキング&旧国道18号線ダウンヒル(07:00~08:30)⇒軽井沢(11:40)⇒道の駅草津運動茶屋公園(14:30)
道の駅みょうぎの朝
洋朝食、目玉焼きと野菜とカップスープ。
パンはフライパンで簡単に焼けます。
この旅のメインイベントの「アプト道ハイキング&旧国道18号線ダウンヒル」へ向かいます。
アプト道は8月16日に見つけたアプト道ハイキングコースで、本来横川駅から熊ノ平の旧信越本線アプト鉄道跡を往復するコースなのですが、単に往復するのはつまらないので、熊ノ平から旧国道18号線をフォールディングバイクのシルバK&H号で下るというオプションを付けることにしました。
アプト道の終点の熊ノ平の駐車場まで行ってシルバK&H号をデポして、横川駅に戻ります。
アプト道のコース図(6km、標高差300m)です。
アプト道入口近くの無料駐車場にプレアデス号を停めて、ハイキング開始です。
向かって右が、アプト鉄道跡(昭和38年廃線)、左は旧信越本線新線(平成8年廃線)です。
何処までも緩やかな登り道が続きます。
7時過ぎでまだ気温は26℃くらいですが、これからどんどん気温が上がるでしょうね。
1.6mの旧丸山変電所、この建物は国の重要文化財だそうです。
1号トンネル(全10トンネル)が現れました。
大分日差しが強くなって、暑くなりました。
トンネルの中は、涼しくとても気持ちが良いです。
出口の向こうの深緑が美しい。
高岩の岩峰群ですね
次々とトンネルと橋梁が続きます。
こんな貼り紙があり、ザックにしまってあった熊除け鈴を付けました。
トンネルの出口にトンネルの入り口が重なって、続いている様が面白いです。
寒い季節は氷柱ができるのですね。
6号トンネルの出口の先に、碓井第3橋梁(通称めがね橋)が現れました。
有名なめがね橋、旧国道18号線を下った時に下から見上げたことがありますが、その上を歩いて渡れるとは知りませんでした。
手前の左手に展望台がありました。
めがね橋を渡ったところで休憩、出発してから4.7kmです。
またトンネルが続きます。
温度計は21℃、涼しいわけですね。
終点の旧熊ノ平駅に到着。
熊ノ平殉難碑
昭和25年に山崩れに遭って亡くなられた旧国鉄職員とその家族50名をお祀りしているそうです。
熊ノ平駅構内土砂崩壊、大変な災害事故だったのですね。
旧熊ノ平駅から少し下った熊ノ平駐車場から、シルバK&H号で行程8kmの旧国道18号線ダウンヒル開始です。
然程傾斜がきつくないワインディングロードを快適に下って行きます。
快適!!!、爽快!!!、です。
時折、観光客の車やツーリングしているバイクと擦れ違うくらいで、走りやすいです。
メガネ橋の下に到着、美しい煉瓦の四連の橋梁です。
あっという間に下りきって、アプト道の入り口の駐車場に戻りました。
アプト道ハイキング&旧国道18号線ダウンヒル、なかなか面白いアクティビティでした。
今日の歩行&走行軌跡です。
さて、お昼用の「峠の釜めし」、折角なので「おぎのや本店」で購入しようとしたら、なんと8月は休業でした。
気を取り直して、国道18号線に面した「おぎのや横川店」で購入して、軽井沢へ向かいます。
軽井沢に到着、気温は高いのですが、木陰は爽やかな風が吹いています。
ツルヤ軽井沢店で夕食の食材を購入して、近くの湯川ふるさと公園でお昼を頂くことに。
木陰に小さなテーブルと椅子を広げました。
峠の釜めしとデザートの力餅、オールフリーと炭酸水。
十数年振りの峠の釜めし(1,100円)です。
お馴染みの具材、鶏肉、筍、椎茸、笹がき牛蒡、栗、鶉の卵、杏子、グリーンピース、紅生姜。
初めて食べたのは60年くらい前ですが、多分変わっていないのでしょう。
杏子が半分にカットされていると相方が指摘、鋭い、その通りですね。
さてお味は、間違いなく殆ど変わっていないと思います。
穏やかな味わいでしみじみ美味しいです。
力餅(400円)、釜めしの後のデザートにぴったりです。
ご馳走様でした。
地方の名物駅弁を食べるのも、車旅のテーマとして良いかもしれません。
軽井沢から浅間山の横を走って、草津温泉へ。
道の駅草津運動茶屋公園にプレアデス号を停めました。
朝採り玉蜀黍等を購入。
草津の共同浴場へ一風呂浴びに出かけます。
湯畑方面に下って行きます。
老舗の温泉宿街を抜けて
湯畑の湯もみ踊りの熱乃湯、沢山のお客さん。
湯畑下の路地
目的地に到着、草津温泉の共同浴場の「地蔵の湯」、一番のお気に入りです。
何時もは空いているのですが、流石に夏のシーズンで入湯者が居て、昨年訪問時の写真を転用しました。
高い天井、浴室の壁、床は総木造り、シンプルな石の浴槽に滔々と掛け流し。
特に床の水抜きの意匠が素晴らしいです。
今日は少し熱めの46℃くらい、きりりと熱く気持ちの良い浴感です。
酸性/含硫黄-アルミニウム-硫酸塩/塩化物泉(低張性酸性高温泉)・無加水無加熱源泉ドボドボ掛け流し・泉温/湯舟:48.4/46・無色透明・強硫化水素臭・強酸味・サラスベ・正統派共同浴場系。
素晴らしい温泉、何時までも変わらずにいて欲しいと願うばかりです。
湯畑で、ビールでクールダウン、美味しい、気持ちいい。
帰りは日和って、バスターミナルから巡回バス(全区間100円)で道の駅に帰りました。
夕食を準備しながら、ミントジュレップ擬きを頂きます。
クラッシュアイスが無く、ロックアイスで作りました。
まあ、美味しいのですが、クラッシュアイスでないとミントジュレップ感が薄れます。
本日の特選素材です。
実は、今日は湯畑界隈で外飲みを計画していたのですが、目的の店が休業で、内食となりました。
と言う訳で、珍しい信州産の刺身2種(信州サーモンと鮮大王岩魚)とちょっと良い牛肉を奮発。
名菜の数々とキャンピングカーの旅のお供のG7のシャルドネ。
信州サーモン、ニジマスとブラウントラウトによる3倍体だそうで、アトランティックサーモンをさっぱりさせたような味わいです。
鮮大王岩魚(信州大王岩魚)は、岩魚の3倍体だそうで、脂の乗った綺麗な白身で、真鯛と鶏魚を足して二で割ったような味わいで、なかなか美味しいです。
程よくサシの入った腿肉、レアの焼き加減で。
蒸し朝採り玉蜀黍、茹でホワイトアスパラとブロッコリー
焼き茄子
贅沢して、とても美味しく頂きました。
ご馳走様でした。